特に難しくはないのですがなぜか減らない質問の一つです。ショッカーと落とし穴の関係のような定番の質問になりそうですね。
主要テーマは遊戯王OCG。カード情報や処理の仕方や個別の裁定および考察などを扱っています。 初心者にありがちな間違いはYahoo知恵袋に転がっているので大変重宝しています。ルール関係の要望はいつでも受付中。
2012年2月18日土曜日
2012年2月12日日曜日
2012年2月7日火曜日
2012年2月3日金曜日
「発動を無効」とは何か【よくある質問】
(c) .foto project
効果を無効にすること。効果を発動できないこと。発動を無効にすること。これらを同じ事だと思っている人が大勢います。しかし、遊戯王の定義ではこれらは全くの別物です。
※ここでは分かりやすさをのためにモンスター効果に絞って解説します。魔法・罠の効果の発動は扱いません
そもそも、モンスター効果の発動って何?
効果モンスターは、起動効果・誘発効果・誘発即時効果・リバース効果・永続効果・未分類のルール効果、を有しています。
この中で「発動」を使用するのは起動・誘発・誘発即時・リバースです。例えば、《氷結界の龍ブリューナク》のバウンス効果は起動効果ですから、自身のメインフェイズに手札コストを払って効果の発動を宣言します。また、キラートマトなどのリクルーターは誘発効果なので、戦闘破壊時等で誘発効果を発動することを宣言します。
では、以下の文章は正しいでしょうか?チェーン1:手札を1枚墓地に送ってブリューナクの効果発動。対象を選択。
チェーン2:ブリューナクを対象にセイクリッドプレアデスの効果を発動
効果解決。
プレアデスの効果が発動し、ブリューナクをデッキに戻す。
ブリューナクの効果が発動し、相手のカードを手札に戻す。
効果解決の時に発動するのか?
上の文章では、チェーンを組むときだけでなく効果を解決する逆順処理の際にも効果を発動していることになります。しかし、実際にこのようなことはありません。
なぜならば、モンスター効果の発動を宣言するのはあくまでもチェーンを組む段階だけだからです。上の文章では効果解決の時にも発動宣言していることになり、効果が複数回発動しているような表現になります。つまり、上の文章を正しくするとこうなります。
チェーン1:手札を1枚墓地に送ってブリューナクの効果発動。対象を選択。
チェーン2:ブリューナクを対象にセイクリッドプレアデスの効果を発動
効果解決。
プレアデスの効果によりブリューナクをデッキに戻す。
ブリューナクの効果により相手のカードを手札に戻す。
僅かな違いですし、実際のデュエルで意識することはそれほど多くないでしょう。しかし、この差異を理解せずに「発動」をいう言葉を使っていると全く対処できない場面に合います。
2012年1月30日月曜日
2012年1月23日月曜日
考察:《E・HERO エアーマン》
(c) .foto project
エアーマンは、【HERO】では決して外すことのできない万能サーチャーにして除去要員です。けれどその使い方はいまいち理解されていません。
効果モンスター(制限カード)
星4/風属性/戦士族/攻1800/守 300
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、 次の効果から1つを選択して発動する事ができる。
- 自分フィールド上に存在するこのカード以外の 「HERO」と名のついたモンスターの数まで、 フィールド上に存在する魔法または罠カードを破壊する事ができる。
- 自分のデッキから「HERO」と名のついた モンスター1体を手札に加える。
何がサーチできるのか
HEROと名のつくモンスターであればいいため、《E-HEROマリシャスデビル》や《D-HERO Bloo-D》などもサーチ対象になります。また、最近では《E・HEROバブルマン》を投入する比率が高まっているために、エアーマンのサーチの幅は更に広がったと言えます。
ただし、最もサーチされるカードが《E・HERO アナザーネオス》であることはいうまでもないでしょう。自身よりも攻撃力の高い下級モンスターを手札に加えられるという効果から、エアーマンが制限で居続ける理由もうなずけます。
魔法・罠カードを破壊する効果はどうやって処理するのか
まず、エアーマンの誘発効果の発動時には「サーチ効果を使うか、破壊効果を使うのかを選ぶ」だけです。破壊効果を選んだとしてもその時点では何を破壊するのかは決定しません。つまり、エアーマンの効果はすべて「対象を取らない効果」だといえます。
- 魔法・罠カードを破壊する効果は、対象を取る効果ではありません。
- ダメージステップ中にこのモンスターが特殊召喚された場合でも、デッキから「HERO」と名のつくモンスターを手札に加える効果や魔法・罠カード破壊する効果を発動する事ができます。
そして、魔法・罠を破壊する効果は効果解決時のHEROの数だけ選択します。
例えば発動時にはエアーマン1体しか存在しなくても、チェーンしてリビングデッドの呼び声などで他のHEROを特殊召喚すれば、効果解決時にはHEROが2体になっています。よってエアーマンはフィールド上のカードを2枚まで破壊できるのです。
さらにエアーマンは裁定によってカードを「0枚」破壊できるとされています。
「E・HERO エアーマン」の魔法・罠カードを破壊する効果を発動し、その処理時に魔法・罠カードを『破壊しない』事ができます。
http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=38951&event=FE0006つまり、フィールド上に複数のHEROが存在しても、相手はスターダスト・ドラゴンやスターライトロードなどの破壊無効カードを発動できないのです。
なぜならば、エアーマンは「破壊しないこともできる」ために破壊が不確定な効果として扱われるためです。
また、トリシューラと同様の対象を取らない効果であるため、破壊するカードは効果解決時まで決定されません。よって、相手がエアーマンの効果にチェーンして奈落などを発動しても、エアーマンはそれ以外のカードを破壊すれば無駄がありません。
まさに後出しジャンケン。小型のトリシューラです。
2011年12月31日土曜日
宣告・警告および特殊召喚に関する一般理論【長文注意】
警告の登場によって宣告との混同が目につきます。
しかし逆に考えれば、それらを比較することで何が無効にできて何が無効にできないのかをこれら2枚だけで説明できるのです。
ここには原則として「チェーンに乗る特殊召喚」などの表現はありません。
大事なことは2つ
- 無効にする側のテキストを見て、判別できるようにする
- 無効にされる側がどのようなものなのかを知る
目的
宣告と警告の違いから、特殊召喚の無効に関する基礎知識を理解するまた、「チェーンに乗る特殊召喚」などの表現でお茶を濁さない
宣告と警告のテキスト的違い
魔法・罠カードの発動、モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚の
どれか1つを無効にし破壊する。
モンスターを特殊召喚する効果を含む効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動、 モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚のどれか1つを無効にし破壊する
宣告と警告に共通しているのは
B.「魔法・罠カードの発動を無効」
C.「モンスターの特殊召喚を含む効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効」
- ゴーズの特殊召喚効果を「宣告」では無効にできない。では「警告」では無効に出来るか。
- 魔法カード《融合》による融合召喚を妨害するためには、「宣告」のどの効果を使えばいいのか
ゴーズの特殊召喚は『効果モンスターの効果による特殊召喚』。手札のゴーズを相手に見せてその誘発効果を手札で発動させた上で、自身を特殊召喚するというモノ。つまり、警告にある『C.特殊召喚効果を含む効果モンスターの発動を無効にする』効果をゴーズの誘発効果にチェーンすることで無効にできる。
しかし、宣告には『C』に該当するものがない。これは《ライオウ》も同じである。よって、宣告やライオウはゴーズの特殊召喚効果にチェーン出来ず無効にはできない。
では、《融合》の場合はどうなるだろうか。
融合は魔法カードであり、その発動には宣告の『B』の効果を使うことになる。また、融合は同時に「特殊召喚効果を含む魔法カード」でもあるので、 警告の『C』を適用できる。
- 宣告は魔法・罠カードの発動全般に対応できる。しかしモンスター効果の発動は不可。
- 警告は「特殊召喚効果を含む」のならば、魔法・罠カードおよびモンスター効果の発動にも対処できる。
では、『ゴーズの特殊召喚そのもの』を宣告は無効にすればいいのでは?
融合による融合召喚を例にだそう。
《融合》を発動した場合、宣告・警告はこれにチェーンできる。仮に発動にチェーンしなかったとする。
(発動時)
チェーン1:融合
妨害するものがないので効果を解決する。
(効果解決時)
手札やフィールドから素材を墓地に送る。素材に記載されている融合モンスターをエクストラから特殊召喚。
(/チェーン処理が終了)
融合の処理が終了した=融合によるモンスターの特殊召喚が成功した、といえる。
そしてこのモンスターの特殊召喚は宣告でも警告でも無効にはできない。なぜなら、モンスターの特殊召喚を無効にするというのは
『そのモンスターがフィールド上にでる直前に発動してそれを無効にする』ことをいうためだ。
フィールドに”出てしまった”のならば、それを取り消すことはできない。
後付のような書き方をして申し訳ない
奈落の落とし穴が「召喚に成功した」モンスターを破壊するのとは対称的に、召喚そのものを無効にするカードはそれらのモンスターの召喚性行為後では発動自体ができないのだ。
では、エキストラからでる直前を狙えばいいのでは?
エキストラから出るのは融合の効果処理時。カードを発動できるのはチェーンを組む段階だけで、チェーンの処理の最中に割り込むことは原則不可能。よって、チェーン処理においてエキストラからフィールドに出すまでの間に宣告を含めたあらゆるカードを発動することはできない。
ゴーズに関しても同様。ゴーズの誘発効果の処理を行うときに、宣告は割り込むことができない。これが『宣告ではゴーズの特殊召喚を無効にできない』と言われる理由だ。
- 効果モンスターの効果や魔法・罠カードの効果による特殊召喚「そのもの」には警告や宣告は対応できない。
- 召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にするためには、モンスターが手札や墓地・エクストラからフィールド上に出る直前に、発動しなければならない
それは
- ゴーズの特殊召喚効果に宣告はチェーンできない
- ゴーズの特殊召喚は誘発効果のチェーン処理の中で行われるのでフィールド上に出るために、特殊召喚を無効にする効果を割りこませられない
では、サイドラの特殊召喚はなぜ無効にできるのか?あれはモンスター効果ではないのか?
結論からいえばモンスター効果ではない。あくまでもそのカードに備わっている召喚に関するルール効果によるものだ。これを略して「召喚ルール効果」などと表現する。なお、あくまでも非公式用語だ。
少し頭を整理しよう。
「モンスターの召喚を無効」にする場合、そのモンスターが手札からフィールド上に出る直前に宣告などを発動して無効にすればいい。では、その召喚行為とサイドラの特殊召喚は本当に違うのだろうか?
例をだそう。
《BF-暁のシロッコ》は上級モンスターだが一定の条件で「手札からリリース無しで召喚」できる。これもシロッコに備わった召喚に関するルール効果だ。モンスター効果とし発動するわけではない。サイドラの場合、「召喚→特殊召喚」に置き換えただけ。そして、シロッコはリリース無しで召喚してもそれ自体は「表側表示での通常召喚」と変わりない。これは宣告や警告にある『A.モンスターの召喚を無効』が適用できる。シロッコの召喚を無効にできるということは、同一原理であるサイドラの特殊召喚も無効にできるということだ。
ガイザレスに関しては、エキストラからの召喚ルール効果を使っての特殊召喚である。しかし、原理はサイドラと同様であり、剣闘獣をデッキに戻して自身をエクストラから出す直前に宣告などは発動できる。
なお、手札から表側攻撃表示での通常召喚だけを「召喚」と表現するのに対して、特殊召喚に関する召喚ルール効果はエキストラや墓地・デッキなどからもできる場合がある。だが原則は召喚と同様に手札からだ。
結論を言えば、これはカードの個別裁定を見るしかない。
例えば、キラートマトは「戦闘破壊時の誘発効果」によってモンスターを特殊召喚する。 つまり、宣告には対処不可能で警告による『C.特殊召喚効果を含むモンスター効果の発動を無効』にする効果を適用することになる。
対して、《ライトパルサードラゴン》に備わっている光と闇を除外して自身を特殊召喚する効果は、効果モンスターの効果ではない。
よって、墓地・手札からの特殊召喚の際には、『A.モンスターの特殊召喚を無効』という宣告と警告の両方に備わっている効果を使用する必要がある。
効果モンスターの効果による特殊召喚なのか、そうでないのかは
カード毎の裁定を見るしか方法がない
例えば《ライト・パニッシュ》というカードはゴーズの特殊召喚に対応するだろうか?
この説明を読んで理解したのならば、『A.モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にし破壊する』というテキストだけなので、ゴーズには対応しないことがわかる。だが、これを『ライトバニッシュはチェーンに乗らないものだけを無効にします』と説明したらどうなるか?分類をしているだけで本質には届かない。
大事なのは、テキストを読めば無効にできるものがすぐに判別できること。 その判別さえ付けば、無効にする対象の側が何であるかを確かめるだけで問題ない。
プラスドライバーとマイナスドライバーの違いをわからない人が、 どうしてネジを回せるのだろうか?
2011年12月8日木曜日
【対象をとる】オベリスクとミラーフォース【召喚成功時】
オベリスクの効果がわかりづらいのは以前に説明しました。
その中でよくある誤解として、「召喚に成功した時〜発動できない」という効果をあらゆるカードの発動を永続的に無効にする効果であると勘違いしている人が目立ちます。
2011年12月7日水曜日
2011年12月5日月曜日
魔法の筒とディメンションウォール
今日はこの攻撃宣言時に発動できる二種類のカードの違いを説明します。
筒とウォールはぜんぜん違う
《魔法の筒》と《ディメンションウォール》ではどちらが強いか。普通は魔法の筒を選びます。けれど、それらがどう違うかは意外と知られていません。
何が違うか
単純に言うと、魔法の筒は攻撃を無効にして攻撃力分のダメージ。対してウォールは、戦闘ダメージの移し替えです。攻撃を無効にすることはできません。
どちらも攻撃宣言時にしか発動できませんが、その使い方は全く違うのです。
具体例
例えば、自分フィールド上にATK1900のアナザーネオスが攻撃表示でいるとします。あいてはATK2100のサイドラです。【魔法の筒の場合】
サイドラの攻撃を無効にしてその「攻撃力分の効果ダメージ」を相手に与えます。
【ディメンションウォールの場合】
サイドラの攻撃は無効にならず、アナザーは戦闘破壊されます。しかし、この時の戦闘ダメージ「200」は相手に与えられます。これは効果ダメージではなく、あくまでも戦闘ダメージです。
チェーン出来るか
では、筒と筒、ウォールとウォール、又は筒とウォール。これらをチェーンして相手の攻撃宣言時に発動できるでしょうか?
結論を言えば、可能です。
それぞれが「攻撃宣言時」というタイミングで発動できるためです。しかし、実際にそれをするのは現実的ではありません。
チェーン1:魔法の筒A
チェーン2:魔法の筒B
逆順処理によって、魔法の筒Bの効果でサイドラの攻撃が無効になり同時に相手に2100の効果ダメージ。一方、魔法の筒Aは攻撃を無効にすることができない(既に無効になっている)ため、効果ダメージも与えられない。
アナザーは破壊されない
これを応用すれば、相手は月の書などでダメージを回避できることになります。
2:【ウォール→ウォール】
チェーン1:ディメンションウォールA
チェーン2:ディメンションウォールB
逆順処理によってB→Aの順で適用。この時点では何も起こらず戦闘は続行される。
戦闘ダメージ計算後、ライフ計算時にディメンションウォールBの効果で、自分が受けるはずだった戦闘ダメージ「200」を相手に移し替える。戦闘ダメージは1度の戦闘で1回しか発生しないので、Aの効果は適用されない。
3:【筒→ウォール】or【ウォール→筒】
チェーン2:ディメンションウォール
チェーン2:魔法の筒
つまり、どちらを先にしても結局は魔法の筒による攻撃の無効が先に適用されてしまうので、ディメンションウォールを使う意味が全く無いことになります。
結論
魔法の筒やディメンションウォールを1体のモンスターに併用しても無意味である。
2011年12月3日土曜日
2011年11月17日木曜日
《歯車街》ってセットして破壊すればいいの?
《歯車街(ギア・タウン)》
フィールド魔法
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターを召喚する場合に 必要なリリースを1体少なくする事ができる。 このカードが破壊され墓地に送られた時、自分の手札・デッキ・墓地から 「アンティーク・ギア」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。
《Q1》ギアタウンを自分が発動しているときに、自分がもう一枚のギアタウンを発動した場合、破壊したギアタウンの特殊召喚効果は発動しますか?また、もう一枚のギアタウンをセットしたらどうなりますか?
《Q2》自分がギアタウンを発動している時、相手が新しいフィールド魔法を発動した場合、自分はギアタウンの効果を発動できますか?
A:相手がフィールド魔法を発動すれば、ギアタウンの効果を発動できます。
自分が発動すると、「ギアタウンを破壊→新しいフィールド魔法を適用」という手順を踏むために特殊召喚はできません。しかし、”新しいフィールド魔法をギアタウンの上からセット”すれば、ギアタウンの効果を発動できます。
2011年11月15日火曜日
《デブリ・ドラゴン》で蘇生したロンファの効果は発動できますか?【よくある質問】
デブリドラゴンもジャンク・シンクロンもエフェクトヴェーラーも、実はサイクロンとミラーフォースの関係と同じ事をご存知ですか?「発動したカードを破壊しても効果は無効にできない」というありふれた知識だけで、デブリがわかってしまいます。
よくある定番の質問を掲載します。
Q: 《デブリ・ドラゴン》の効果で《ローンファイア・ブロッサム》を特殊召喚しました。このロンファ自身をリリースして効果は発動できますか?また、植物族を特殊召喚できますか?
A: 発動できます。しかし、ローンファイア・ブロッサムの効果はフィールド上で発動しているので、たとえ自分自身をリリースして発動してもデブリ・ドラゴンの効果によって無効になって植物族を特殊召喚できません。
《デブリ・ドラゴン》
星4/風属性/ドラゴン族/攻1000/守2000
このカードが召喚に成功した時、 自分の墓地に存在する攻撃力500以下のモンスター1体を 攻撃表示で特殊召喚する事ができる。 この効果で特殊召喚した効果モンスターの効果は無効化される。
このカードをシンクロ素材とする場合、ドラゴン族モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。 また、他のシンクロ素材モンスターはレベル4以外のモンスターでなければならない。
星3/炎属性/植物族/攻 500/守1400
自分フィールド上に表側表示で存在する 植物族モンスター1体をリリースして発動する。 自分のデッキから植物族モンスター1体を特殊召喚する。 この効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1)デブリの無効化効果はフィールド上の効果を無効にする。スキルドレインのように効果解決時までモンスターがフィールドにいないと無効にできないわけではない。
(2)ロンファが自身をリリースして効果を発動しても、墓地で発動しているわけではない。あくまでもコストとして自身をリリースしているだけで、フィールド上で発動は行われている。
まずは、デブリの無効化効果を抜けるにはどうやったらいいのか。
デブリが無効にしているのはあくまでもフィールド上の効果です。蘇生したモンスターが《グレイブ・スクワーマー》ならば、戦闘破壊された場合には墓地で効果を発動してカードを破壊することができます。デブリの無効化を結果的に抜けているわけです。
ロンファをリリースしても効果が無効にならないのは、効果自体が無効にされたままだからです。グレイブの場合には、墓地に送られたことによって「デブリの無効化を解除された後で」効果を発動しています。
よくわからない人は、スキドレとの比較をしすぎです。
では、次の質問はどうでしょうか?
『お触れの効果が適用されているときにミラフォを発動しました。それにチェーンしてサイクロンでミラフォを破壊した場合、ミラフォの効果は適用されますか?』
もうわかりましたね。これが”適用されない”と思う人は、ロンファの効果が無効になる理由がわかっています。
遊戯王では本質的に効果の無効とカードの破壊は違います。カードが効果解決より先に墓地に置かれても効果が無効になることはなく、逆に無効になった効果が有効になることもありません。
繰り返しになりますが、ロンファの効果はフィールド上で発動する効果です。デブリの無効化効果を受けている限り発動した効果は無効になります。ロンファが効果解決時にフィールド上にいなくても、有効になることはありません。
ちょっとして視点の移動だけで簡単に説明できてしまいます。
これを考えれば、いかにスキルドレインが”異端”かが見えてきますね。
おわり。
2011年11月10日木曜日
《フォッシル・ダイナ・パキケファロ》に《ハイドロゲドン》が攻撃した場合
Q.裏守備表示の《フォッシル・ダイナ・パキケファロ》に《ハイドロゲドン》が攻撃した場合の処理を教えて下さい。
A.パキケファロのリバース時の効果がダメージ計算後に発動して処理されます。その後、ハイドロゲドンが場にいるならばデッキから別のハイドロゲドンを特殊召喚できます。パキケファロの効果によってハイドロゲドンが破壊された場合にはデッキからの特殊召喚は行われません。
《フォッシル・ダイナ・パキケファロ》
星4/地属性/岩石族/攻1200/守1300 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 お互いにモンスターを特殊召喚する事ができない。 このカードがリバースした時、フィールド上に存在する、 特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。《ハイドロゲドン》
星4/水属性/恐竜族/攻1600/守1000 このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、 自分のデッキから「ハイドロゲドン」1体を特殊召喚する事ができる。【解説】
ポイントは以下の2つです。
1:パキケファロの効果はリバース効果と同じタイミングで発動し処理される。
2:ハイドロゲドンの効果はダメージステップの最後に発動する。このとき、ハイドロゲドン自身がフィールド上に存在している必要がある。
パキケファロには特殊召喚をできなくさせる永続効果が備わっていますが、今回は戦闘破壊が行われるので適用されません。
戦闘によるリバース効果はダメージ計算後に発動します。戦闘破壊による墓地送りはこれより後になります。よってパキケファロの誘発効果から先に発動して処理されます。もし、ハイドロゲドンが通常召喚されているのならばハイドロゲドンは破壊されずにパキケファロを墓地に送ったことによって効果を発動できます。しかし、特殊召喚されたハイドロゲドンはパキケファロによって破壊されてしまうため「戦闘によって破壊し墓地に送った時」という条件を満たすときにはフィールド上にいないことになります。よって、ハイドロゲドンの効果は発動できません。
「戦闘で破壊して墓地に送った時」という条件と「戦闘で破壊した場合」はいう条件は異なります。
簡単にいえば前者は相打ちでは発動できませんが、後者は発動ができます(その場合の発動場所は調整中)。前者には墓地に送ったときにフィールド上に効果を発動するモンスターがいないといけません。しかし、後者ならばリバース効果などで墓地送りより前にフィールドを離れても問題ありません。
【参考】
「フレムベル・ヘルドッグ」が、同じ攻撃力のモンスターと戦闘を行い、その戦闘で破壊されてしまう場合、デッキから、守備力200以下の炎属性モンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する効果を発動する事はできません。
http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=49761&event=FE0006
「E・HERO ノヴァマスター」が戦闘によって破壊される場合でも、、ドローをする効果は発動します。
http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=60038&event=FE0006
おわり。
2011年10月11日火曜日
『召喚に成功した時』って特殊召喚でもいいの?
初歩的な質問の一つにこういうのがあります。
Q.《黒い旋風》には「召喚に成功した時」とありますが、これは特殊召喚に成功した時でも発動できますか?
自分フィールド上に「BF」と名のついたモンスターが召喚された時、 自分のデッキからそのモンスターの攻撃力より低い攻撃力を持つ 「BF」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
当たり前ですが、召喚と特殊召喚は違います。この場合の召喚とは「表側攻撃表示で通常召喚する」ということを指します。しかし初心者にこれを説明するときにいちいち召喚という定義を説明するのは面倒ですし、相手も理解しづらいものです。特に口頭で説明する、その場限りの理解になってしまいます。
そこで確実かつ便利なのは別なカードを引き合いに出すことです。
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、 自分のデッキから「リチュア・アビス」以外の守備力1000以下の 「リチュア」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
「召喚」というのが「アドバンス召喚」「裏守備表示でのセット」も含むかどうかはさておき、これを見れば相手は召喚と反転召喚、特殊召喚が別々に扱われていることが簡単に読み取れます。相手がそのカードを持っていればなおよし。
さて、神の宣告についての話題でも次に書くとしましょうか。
2011年9月27日火曜日
神の宣告は警告とどう違うのか
結論から言えば全然違います。テキストをよく読めばなんで違うのかは一目瞭然です。しかし、世の中には「警告って宣告のライフコストが変わっただけのカードだろ」と思っている人も結構います。そういう人たちでもわかるように完結に違いを述べていきます。
まず、カード紹介。
《神の宣告》
ライフポイントを半分払って発動する。 魔法・罠カードの発動、モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚のどれか1つを無効にし破壊する。
http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%BF%C0%A4%CE%C0%EB%B9%F0%A1%D5
《神の警告》
2000ライフポイントを払って発動する。 モンスターを特殊召喚する効果を含む効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動、 モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚のどれか1つを無効にし破壊する。
http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%BF%C0%A4%CE%B7%D9%B9%F0%A1%D5
では、カード効果を分解してみましょう。
宣告を分解すれば
A)発動条件
→現在のライフポイントの半分を支払う
このとき、以下の効果のうちどちらかを使うことができる。
B)魔法・罠カードの発動を無効にする
C)モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にする
次に警告を分解してみましょう。
宣告を分解すれば
A)発動条件,
→ライフポイント2000を支払う
この時、以下の効果のうちどちらかを使うことができる
B)モンスターの特殊召喚効果を含む効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にする
C)モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にする
共通しているのはCだけです。宣告はあらゆる魔法・罠カードの発動にチェーンしてその発動を無効にすることができます(B)。しかし、警告は「モンスターの特殊召喚効果を含む」という条件を満たす魔法・罠カードの発動にしかチェーンできません。よって、次元幽閉や大嵐などの「特殊召喚効果とは関係のない」魔法・罠カードは無効にできないことになります。
しかし、モンスターの特殊召喚効果を含むのであれば、モンスター効果の発動にも対応することができます。これが宣告との大きな違いです。