結論から言えば全然違います。テキストをよく読めばなんで違うのかは一目瞭然です。しかし、世の中には「警告って宣告のライフコストが変わっただけのカードだろ」と思っている人も結構います。そういう人たちでもわかるように完結に違いを述べていきます。
まず、カード紹介。
《神の宣告》
ライフポイントを半分払って発動する。 魔法・罠カードの発動、モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚のどれか1つを無効にし破壊する。
http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%BF%C0%A4%CE%C0%EB%B9%F0%A1%D5
《神の警告》
2000ライフポイントを払って発動する。 モンスターを特殊召喚する効果を含む効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動、 モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚のどれか1つを無効にし破壊する。
http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%BF%C0%A4%CE%B7%D9%B9%F0%A1%D5
では、カード効果を分解してみましょう。
宣告を分解すれば
A)発動条件
→現在のライフポイントの半分を支払う
このとき、以下の効果のうちどちらかを使うことができる。
B)魔法・罠カードの発動を無効にする
C)モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にする
次に警告を分解してみましょう。
宣告を分解すれば
A)発動条件,
→ライフポイント2000を支払う
この時、以下の効果のうちどちらかを使うことができる
B)モンスターの特殊召喚効果を含む効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にする
C)モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にする
共通しているのはCだけです。宣告はあらゆる魔法・罠カードの発動にチェーンしてその発動を無効にすることができます(B)。しかし、警告は「モンスターの特殊召喚効果を含む」という条件を満たす魔法・罠カードの発動にしかチェーンできません。よって、次元幽閉や大嵐などの「特殊召喚効果とは関係のない」魔法・罠カードは無効にできないことになります。
しかし、モンスターの特殊召喚効果を含むのであれば、モンスター効果の発動にも対応することができます。これが宣告との大きな違いです。
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