エイリンとリバース効果 | ルールの世界地図 遊戯王情報ブログ -Book of Rules for Yugioh-

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2012年1月30日月曜日

エイリンとリバース効果

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(c) .foto project

エイリンがDT14破滅邪龍ウロボロスに再録されたので解説です。特にリバース効果との関係性がわかりづらいようです。

《ライトロード・モンク エイリン》

星4/光属性/戦士族/攻1600/守1000
このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、ダメージ計算前にそのモンスターをデッキに戻す。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、 自分のエンドフェイズ毎に、自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。

なお、エイリンの効果の発動タイミングは《ドリルロイド》と同じです。よって同じ裁定が使えます。

Q1

エイリンが裏守備のライコウに攻撃した場合、ライコウのリバース効果とエイリンのデッキに戻す効果はどう処理しますか?

A1

まず、エイリンの効果が先に発動して処理されます。エイリンは攻撃した裏守備モンスターがリバースして表になった直後にエイリンの効果が発動し、そのモンスターをデッキに戻します。

リバース効果はその処理の後で発動します。

まず、エイリンの効果から。

エイリンはグランモールと混同されやすいのですが、実は効果の発動タイミングが全く異なります。 テキストのちょっとした差異によって、グランモールは「リバースさせる前に効果を発動する」のに対して、エイリンは「リバースした直後に発動」するのです。

これはテキストをみても区別がしづらいものの端的な例です。残念ながら「そういうものだ」と諦めるしかありません。

エイリンは相手をリバースしてから効果を発動すると伝えました。そしてこの効果が発動するのはダメージ計算より前のタイミングで発生します。つまり、この時点ではまだリバース効果の発動タイミングではありません。 よって、リバースしたライコウはエイリンによってデッキに戻されます。

さて、リバース効果は強制の効果です。ですからリバースしたという事実があれば、効果の発動自体をさせない効果が働かない限り、必ず発動します。

この場合、戦闘によるダメージ計算が行われませんでしたが、リバースした事実があるために、エイリンの効果処理後にリバース効果が強制で発動します。

なお、発生の場所はフィールド上。なぜなら、リバースしたのがフィールド上だからです。
ライコウはデッキにありますが関係ありません。このあたりは特別にさして問題にはならないので深くは追求しません。

そして、フィールド上で発動したライコウのリバース効果によって攻撃したエイリンを破壊することができます。
これはほかのリバース効果に関しても同様です。

このデッキに戻ってしまったライコウのリバース効果を天罰で無効にする場合はどうなるでしょうか?
これは剣闘獣と同様です。デッキの中のライコウは破壊されず、効果の発動だけが無効になります。

「ドリルロイド」が裏側守備表示モンスターを攻撃した場合、表側守備表示になった後、ダメージ計算を行う前に「ドリルロイド」の効果が発動します。 リバース効果モンスターを攻撃した場合、「ドリルロイド」の効果によって破壊された後に、リバース効果が発動します。
http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=38719&event=FE0006>

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