とりあえずゴーレムの効果について解説します。
水属性 岩石族このカードの効果は
ランク3 レベル3モンスター×2
ATK 3000 DEF 3000
自分のスタンバイフェイズ時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除くか、自分は2000ポイントのダメージを受ける。このカードのエクシーズ素材が無い場合、このカードは攻撃できない。このカードがフィールド上に存在する限り、自分はモンスターを特殊召喚できない。
1:スタンバイフェイズに素材を取り除くorダメージを受ける誘発効果
2:素材がないと攻撃できない永続効果
3;自分が特殊召喚できない永続効果
の3つです。
どれもデメリットでしかなく、素材がない状態で居座らせることがこれほど危険なモンスターもいません。やはりこのカードの存在は水属性の岩石族で攻守が3000という点です。リバイス・ドラゴンも同攻撃力になることが可能ですが、即戦力としてはこちらのほうが上。特にダムドやパールなどの簡単に出せる高攻撃力モンスターを打ち破るのに役立ちます。
しかしそれでもエクストラにいれるかどうかはデッキによるというのが本音です。
以下は公式の裁定
■自分のスタンバイフェイズ時に発動する効果は、エクシーズを素材を取り除くか、ダメージを受けるかを効果処理の際に選択します。この裁定によって、例えば《地獄の扉越し銃》は素材がある状態では発動できません。素材がある状態でスタンバイフェイズを迎えても、ダメージを受けるかどうかの確定は効果解決時であって、発動時にはダメージを受けるかは不確定となるからです。
http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=64258&event=FE0006
このカードを使うのならば以下の点が挙げられます。
1)スキルドレインとの併用
2)アイスバーンとの併用
3)強制転移などで相手に送りつける
一つ目ですが。アシッド・ゴーレムの効果はすべてスキドレや聖杯で打ち消せます。つまり、状況下によってはバルバロスの代わりとして運用できるということです。けれど、バルバロスと違ってスキドレの適用が終われば再びデメリットが再発するので安定性はグッと落ちます。
二つ目ですが、水属性という利点を生かしてアイスバーンによる相手の攻撃抑止を可能にできます。ただし、元々の攻撃力が高いアシッドのステータスが活きないことと、リバイス・ドラゴンでも可能な点はどうしようもありません。
三つ目。これが一番実用的です。強制転移とのコンボは数多くありますが、このカードはラヴァ・ゴーレム以上に対処しづらいので相手にとっては絶対に回避したいモンスターの一つに挙げられます。ラヴァは攻撃が可能でしたが、このカードにはレベル制限地区やクリスティアの効果が内蔵されているのでアドバンス召喚くらいしか回避方法がありません。しかし、そもそも上級モンスターを入れていないデッキにはそれもできません。シンクロなどに特化したデッキならば手も足も出ないでしょう。
アシッド・ゴーレムは単体で運用するのは難しいのが現状です。けれど、やはりその攻撃力は魅力。あと少しの押しで勝てる状況ならば積極的に出すべきです。逆に序盤で出せば後続が続かないので自分の首を締めるだめになるかも知れません。
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