遊戯王で【BF】と言えば、一時期は環境トップの実力を持った強力カテゴリー。
でも、BFには多くの謎があります。
「いったい何をテーマにしているのかわかりにくい」
BFってどういうカード群か、と言われれば「闇属性鳥獣族で固まったカテゴリー」としかいえません。たしかにゲイルやシロッコ、旋風などはBFのシナジーの強さの象徴です。しかし其れ以外には大した連携はありません。
逆に新しいカードがでるたびに「BF」に関連するカードは少なくなる傾向にあります。ゼピュロスが良い例です。このカードはアニメでクロウ使ったことで有名ですが、「このカード自体にBF特有の効果はない」というのは皮肉です。アニメのように連続して特殊召喚と効果ダメージを蓄積することもできなくなり、ますますBFからは遠くなってしまいました。
剣闘獣や六武衆はカテゴリー内での連携が大変強いことで有名です。逆に言えば、単体で出張できるようなカードは余りありません。
かわってBFにはゲイルなどの単体でも強力なカードが少なからず存在します。
アニメの台詞には
『BFはカード1枚ずつではさほど驚異ではない。しかし、仲間との連携で強力な効果を生み出すカード群である』
というものがありますが、それはBFが出始めた初期だけです。今のBFに仲間との連携をしようという意気込みはありません。
どうしてこうなった、BF。