『Cloud to Cloud』という思考実験。
たぶん多くの人がクラウド環境を作っているはずです。
クラウドという単語は別に昨日今日できたわけではなく、まとまった概念として今まであったものに名前をつけただけの存在。ですから、クラウドなんて結構そこら中にある存在です。
でもですね。いまだに多くの人はウェブ上の情報やそれ以外からの情報を一旦自分のPCに保存していませんか?
たしかにEvernoteにしろGoogleDocsにしろ、いつ潰れるかわからないサービスに情報を全部預けることは避けたいものです。けれどそれ以上に自分のPCが盗まれたり盗み見られたりする方がずっと大きいのではないでしょうか?
人が現金を金庫に入れずに銀行に預けている理由はなんなのか?
では、クラウドサービスは銀行業務に相当するのだから当然「振替」もできるはず。
例えば、青少年の心ときめかす動画サイトから重ーい動画を見るためにはダウンロードしたりストリーミングで見たりします。けれど「あとから見たい」なんてこともありますよね。そんなときに自分のクラウドに直接動画を転送してほしい。そんなことって考えたことがありませんか?
要はです。
結局のところPCやスマフォが中継ポイントとなってクラウドサービスにリンクしていますが、その中継ポイントを省略できればずっと楽になるはずです。Aの口座からBの口座にお金を移動させる時に、わざわざATMからお金を引き出して手作業で移動させているようなものなのです、今までは。手数料がかからないのが魅力ですが、こんなことがクラウドなわけがない。
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