10月 2011 | ルールの世界地図 遊戯王情報ブログ -Book of Rules for Yugioh-

ページ

2011年10月30日日曜日

棚卸をしていて気づいたこと

遊戯王に限らずTCGではカードの管理というのはとても大変です。たとえコレクターでなくても、カードが1000枚を超える人は珍しくありません。遊戯王の場合、1種類のパックを一箱買うだけで150枚増えます。これを毎月繰り返せば保有数は激増。さらにDTをたくさん回す人はもっと増えるでしょう。今月の私もそうでした。

 

単純に考えて、いらないカードは売るのが適切です。しかし、そのためにはどんなカードがどれくらい有るのかを把握しておく必要があります。これはデッキ構築でも重要です。必要なカードが本当に手元にあるかどうかを把握しておかないと、いざ作るときに困ってしまいます。そのための棚卸はTCGプレイヤーには不可欠です。

 

本題に入ります。

どうやってカードを効率的に管理すればいいのか?

 

1)すべてを一箇所にまとめて管理する

2)デッキとその他のカードを混ぜない

 

端的に言ってこれだけです。大事なのは分類よりもどこに何があるかを直感的に理解できる状況にしておくこと。よく使うカードなどは手前にするなどの工夫をし、デッキとその他を混ぜなければ日常生活で困ることはまずないでしょう。

カード管理というと厳密な分類が必要と思う人がいますが、実はそうではありません。分類しても結局デッキ構築の際に崩れてしまいます。新しく買ったカードがあれば、また分類しなおさなければなりません。小売店での在庫管理ではないのですから厳密にすることに大した意味はありません。

『あのカードはたしかこのあたり』

程度の認識さえあれば整理は自然と出来ます。効率的=時間をかけない、ということ。探す時間を削るためにその何倍も整理に時間を費やすのは無駄です。

 

ただし、分類することが全部無意味ではありません。以下にカードの分類法を書きます。

A) 50音順

B) カードの種類(モンスター・魔法等)

C) 日付

D) 重要度

 

おすすめは『日付順』です。分類は面倒でやっかいです。しかし時間は裏切りません。仕切りやデッキケースに購入した日付などを書いておけば、ある程度の推測をつけることはたやすいものです。これは多くの整理法などに乗っている時間管理法によるもので、広く一般的なものです。時間のない人程有効ですし、そうでない人や飽きっぽい人にも薦めます。

2番目には、重要度順。

デッキや売買・トレードなどに使えそうなカードをピックアップすればその中で整理することになります。全部のカードを管理することに比べればずっと楽です。

逆に最も面倒なのは50音順や種類による分類。これは棚卸などでは一番重要ですが、普段からする意義が最も薄い分類法です。全部を並び替えるだけでも1日仕事ですから。それをずっと維持するのは気の遠くなる話です。

種類による分類にはもっと大きな弊害があります。「どんな方法で分ければいいのか」がわかりにくい点です。遊戯王ならばモンスターには種族や属性、特定のカテゴリーなど様々な方法で分類ができます。するとどれがいいのかが直感的にわからず、探すときにも苦労します。

 

カード管理は人それぞれ。すべてを徹底的に管理したい人もいるでしょうが、基本的に「どこに何があるか、なんとなくわかっている状態」であれば十分だと私は思っています。ただし、棚卸は1回くらいするべきです。1年に1度くらいはすべてのカードを引っ張り出してエクセルなどに数量などを記入しておくことも決して悪くはないでしょう。

 

終わり

 

【次回予告】

《No.61 ヴォルカザウルス》について

 

2011年10月26日水曜日

チェインは本当に必須カードなのか

いくつかのショップでチェインの値上がりが報告されています。原因はとあるショップによるチェインの買占め。そしてチェインがエクストラの必須カードであるかのような煽り文句をつけて必死に販売しているそうです。

では本当に必須でしょうか?

まずチェインで注目されるべきなのは、墓地肥やし。効果を使えば能動的に墓地にカードを2枚置けます。デッキからあらゆるカードをサーチできるために特定にカードに依存するデッキでは大変重宝します。特に自己サルベージのできるジェムナイトフュージョンとの相性抜群。
他にもグローアップやダンディなどの植物とも共生できるなど汎用的です。

けれども、他のデッキはどうでしょう。チェインの素材指定はレベル4のみです。しかしわざわざチェインを出すのならばもっと強力なシンクロやエクシーズにした方が効率的な場合が殆どでしょう。チェインが何らかのギミックに必須であることはあっても、どんなデッキにでも入るほどに高い汎用性はありません。多くのデッキはチェインよる他のカードが役割を担っているためです。

ブリューナクのようなバウンスは希少であり、禁止クラスのギミックに加担するがために制限措置。たいしてチェインは、高すぎる汎用性ゆえに代替カードが豊富すぎるというジレンマがつきまといます。

汎用性ゆえに使いづらい。ローチなどにもいえますね。ただしローチは防御カードなので、サイドのお供として十分存在感があります。

2011年10月11日火曜日

『召喚に成功した時』って特殊召喚でもいいの?

初歩的な質問の一つにこういうのがあります。

Q.《黒い旋風》には「召喚に成功した時」とありますが、これは特殊召喚に成功した時でも発動できますか?

黒い旋風

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分フィールド上に「BF」と名のついたモンスターが召喚された時、
自分のデッキからそのモンスターの攻撃力より低い攻撃力を持つ
「BF」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。

 

当たり前ですが、召喚と特殊召喚は違います。この場合の召喚とは「表側攻撃表示で通常召喚する」ということを指します。しかし初心者にこれを説明するときにいちいち召喚という定義を説明するのは面倒ですし、相手も理解しづらいものです。特に口頭で説明する、その場限りの理解になってしまいます。

そこで確実かつ便利なのは別なカードを引き合いに出すことです。

リチュア・アビス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
自分のデッキから「リチュア・アビス」以外の守備力1000以下の
「リチュア」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。

 

「召喚」というのが「アドバンス召喚」「裏守備表示でのセット」も含むかどうかはさておき、これを見れば相手は召喚と反転召喚、特殊召喚が別々に扱われていることが簡単に読み取れます。相手がそのカードを持っていればなおよし。

 

 

さて、神の宣告についての話題でも次に書くとしましょうか。

 

2011年10月9日日曜日

棚卸

そろそろ棚卸しをしないといけなくなったので、ほそぼそとやっています。

個人でやるので厳密性は特に求められませんがやるだけはやっています。

 

1)カードを全部引っ張り出す ←実はこれが一番大事

2)モンスター・魔法・罠・エクストラ用モンスターの4種類に分ける

3)それぞれを50音順に並び替えてGoogleDocsにリスト化。

 

やっていることはこれだけです。でも棚卸によって、自分が今どのカードが余っていてどのカードが足りないのか、を明確にすることは大事。無駄なカードを買わずにすみます。

 

もちろん、デッキを幾つか構築している場合にはそれらも全部崩すことになりますが、ちゃんとレシピを持っていれば復元は簡単です。また、デッキ構築に使われやすいカードなどは50音の中には戻さずに「よく使うカード」などの箱に入れてしまいます。図書館全体から探すのか、今日のおすすめの本から探すのか、どちらが効率がいいかは自明ですからね。

 

さて、風邪が治りません。あしたはマラソンなのにどうしましょう。

2011年10月8日土曜日

今日の収穫

DT13を回してきました。

ではこの弾は生産数が少ないようですから、結構たくさん回しています。

もっとも狙っていた《ダイガスタ・エメラル》は結局1枚も出ず・・・【ジェムナイト】では必須クラスのカードだけにとても残念です。

1000000058

1000000057

 

 

 

 

 

 

 

【目玉カード】

セイクリッド・プレアデス×2

セイクリッド・ヒアデス×2

ラヴァルバル・チェイン×3(内、シクレ1)

ヴェルズ・バハムート×1

No.39 希望皇ホープ×1

イビリチュア・リヴァイアニマ×3

ジェムナイト・ジルコニア×2

魔轟神レイヴン×3

馬頭鬼×1

【その他】

ガトムズの緊急指令×2

炎熱伝導場×2

ジェムナイト・サニクス×2

セイクリッド系

エスカ×4  シュラタン×3  グレディ×3  デバラン×2  ポルクス×1  セイクリッドの星痕×1

ヴェルズ系

ヘリオロープ×5  マンドラゴ×3  オランタ×2  フレイス×1  ザッハーク×2  カイトス×3  侵略の侵食感染×2

ガスタ系)

ガスタ・グリフ×2

ガスタの風塵×1

ラヴァル系)

フロギス×3  炎熱伝導場×2

リチュア系)

リチュアの写魂鏡×4  リチュア・アバンス×2

ジェムナイト系)

サニクス×2  廃石融合×3

etc

--------

ラヴァルバル・チェインが3枚出たにも関わらず、ガトムズや炎熱伝導場やサニクスなどが2枚というのは痛いです。

2011年10月6日木曜日

《Evolzar Dolkka》ほか新規海外カード

海外版、PhotonShockWaveで収録されるカード。

 

Evolzar Dolkka

エクシーズ ランク4  炎属性 ドラゴン族

2300/1700

レベル4恐竜族×2

効果モンスターの効果が発動した時、このカードのエクシーズ素材を2つ取り除くことで、発動する。その発動を無効にし破壊する。

 

Photon Sabre Tiger

レベル3 光属性 獣族

2000 / 300

このカードの召喚・反転召喚時、自分のデッキから「Photon Sabre Tiger」1体を手札に加えることができる。

自分がこのカード以外の「Photon Sabre Tiger」をコントロールしていない場合、このカードの攻撃力は800ポイントダウンする。

 

Wind-UP Rabbit

レベル3 地属性 獣戦士族

1400 / 900

自分フィールド上に存在する「ゼンマイ」と名のついたモンスター1体を選択して発動することができる。そのカードを次の自分のスタンバイフェイズ時までゲームから除外する。この効果は相手ターンでも使用できる。この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できない。

 

D-Boyz

レベル1 闇属性 悪魔族

100 / 100

リバース:自分のデッキから「D-Boyz」を任意の枚数表側攻撃表示で特殊召喚することができる。その後、自分はこの効果で特殊召喚されたモンスター1体につき、1000ポイントのダメージを受ける。

 

Wind-UP Zenmaines

エクシーズ ランク3 炎属性 機械族

レベル3モンスター×2

フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、代わりのこのカードのエクシーズ素材1つを釣除くことができる。

この効果を使用したエンドフェイズ時に1度、フィールド上のカード1枚を選択し、そのカードを破壊する。

 

Dark Smog

永続罠

1ターンに1度、相手の墓地のモンスター1体を選択して発動する。

自分の手札の悪魔族モンスター1台を捨て、選択したカードをゲームから除外する。

 

 

 

 

 

 

2011年10月5日水曜日

セイクリッド稼働

あたらしいDTが稼働して新カードが判明しました。エクシーズはいくつかの種族を掛け合わせた名前・ステータス・効果を持っています。炎属性の海竜など初ですよね?

ヴェルズはモンスターではなく魔法などのサポートカードがないと意味がありません。現状ではカードどうしの相互利用が難しいためです

それに加えて、セイクリッドは手堅い。フォトンカードなどを使えばエクシーズが簡単に行えます。聖痕のドロー効果もあって、強力なカテゴリーになるのでは。

ラヴァルではラヴァル専用のおろかな埋葬とも言うべき炎熱伝導が出ました。針虫やガンナーより確実に墓地を肥やせるため、ラヴァルでは必須カード。

ガスタはグリフが強すぎます。手札コストでも仲間を呼べるとは。ガスタ始まりました。

ジェムナイトでは待望の岩石を素材にする融合が登場。攻撃2900の純粋なアタッカーというのはありがたい。
非効果モンなので、ダイガスタエメラルによる蘇生が可能。ジェムは本当に多彩な展開が可能なデッキですね。

さて、どんなデッキが出回るのか

2011年10月2日日曜日

ゲーセン荒らし

札駅ビックカメラの上のナムコにて人集りを発見。
見ると、大量のワンピのプライズを抱えた男達が。10は下りません。しかも目の前でどんどんとっていく。

もちろん、店員は取られるたびに補充。段々と台になかのプラ板が「ぷらぷら」に。それを直しつつ「皆さんがうますぎるので、、」。
ご愁傷様です。

大体3〜5コインで1つ取るので、台の中の在庫はあっという間に減っていきます。おそらく台は空になるでしょう。そしてゲットしたプライズは全部近くのマンダラケに行くでしょう。

いや、ほんと作業ゲーとはこの事だと思いました。