《No.61 ヴォルカザウルス》 | ルールの世界地図 遊戯王情報ブログ -Book of Rules for Yugioh-

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2011年11月2日水曜日

《No.61 ヴォルカザウルス》

ヴォルカザウルス(モノクロ)

【基本情報】

《No.61 ヴォルカザウルス》

■エクシーズ/効果モンスター

■ランク5レベル5モンスター×2 炎属性 恐竜族

■ATK / 2500 DEF / 1000

1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択 して発動できる。

選択した相手モンスターを破壊し、破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。

この効果を発動するターン、このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できない。

 

【公式裁定】

■ 相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を対象に取る効果となります。
■ 効果の発動コストとして、エクシーズ素材を取り除きます。
■ 選択したモンスターを破壊する効果処理と、ダメージを与える効果処理は、同時に行う扱いとなります。
■ 効果を発動したこのカードが、裏側表示になった後、同一ターン中に表側表示になった場合には、効果を発動しているターンでも相手プレイヤーに直接攻撃ができるようになります。

■ このカードの効果処理を行う時点で、対象に選択した相手モンスターが裏側表示になっていた場合でも、その裏側表示になっているモンスターを破壊し、元々の攻撃力分のダメージを与えます。

また、対象に選択した相手モンスターがフィールド上から離れていた場合は、選択したモンスターを破壊する事ができない為、その後、ダメージも与える効果処理も行いません。

■「No.61 ヴォルカザウルス」の効果を発動した後に、「スキルドレイン」を発動した場合であっても、既に効果を発動した「No.61 ヴォルカザウルス」は、相手プレイヤーに直接攻撃する事ができません。
また、「スキルドレイン」の効果が適用されている時に「No.61 ヴォルカザウルス」の効果を発動した場合であっても、「No.61 ヴォルカザウルス」で相手プレイヤーに直接攻撃する事はできません。

http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=65155&event=FE0006

http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=65141&event=FE0006

http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=65139&event=FE0006

【価格帯】2,500 〜3,500

【考察】

素材制限がレベル5を2枚だけという点では、既存のランク5エクシーズの中ではダントツの使いやすさと攻撃的な効果を持っています。発動回数と直接攻撃の制限を受けるとはいえ、破壊輪内蔵効果をもつ大型モンスターの中では極めて安定したカードです。

場に出す方法はいくつかあります。「サイドラ+簡易融合」や「セイクリッド・スピカ+セイクリッド・エスカ」等。レベルの調整がしやすいゼンマイデッキにいれても活躍できそうです。

効果についてです。

注目すべきは、対象にしたモンスターが効果解決時には裏でも破壊できる点です。テキストには「表側表示で存在する」とありますが、このカードは慣例を破って発動時の条件に限定されているようです。よって従来のように月の書などで回避することができません。

また、破壊とダメージが同時扱いであることはデメリットです。

単純に手札の機皇帝の特殊召喚を許してしまいますし、効果で墓地に送られることで効果を発動する類の効果の条件も満たしてしまいます。


破壊効果の発動ターンに直接攻撃できないデメリットは誓約効果です。よってスキドレなどで回避はできません。このデメリットはリバイスドラゴンとよく似ていますが、あちらは素材の有無で直接攻撃できない点で異なります。よって、効果を使いきっても純粋にアタッカーとなれる点ではこちらが上です。

【まとめ】

ランク5は決して出しやすいカードではありません。しかし、その中では費用対効果によく見合った強力カードなのが見て取れます。裁定が慣例に沿っていないなど癖がありますが、今後の【セイクリッド】の展開次第では出番が増えそうです。

 

おわり。



 


 

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