なんでも鵜呑みにしてはいけない。
情報は鮮度が命とはいえ、よく考えずにポンポンとると大変なことになります。今度のフラゲ情報も決して正しい根拠に基づいているわけではありません。ソースとよべるものが殆どありませんから。
なので、前回の記事は単なるつぶやきで終わらそうと思います。今週末には結果がでますし。
トリシューラ
そもそも、なんでトリシューラが強いと言われるのか
《氷結界の龍トリシューラ》 シンクロ・効果モンスター
星9/水属性/ドラゴン族/攻2700/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、 相手の手札・フィールド上・墓地のカードを それぞれ1枚までゲームから除外する事ができる。
トリシュの登場時、その強力さの認知度は決して高くありませんでした。3枚を除外するとはいえ、ブリューナクの方がフレキシブルに動けるからです。
トリシュの効果は対象を取りません。これがトリシュが制限カードになった理由の一つです。では、対象を取らないとはどういうことでしょうか
トリシュとDDクロウ
トリシュによってじょがするカードを選ぶのは効果の解決時です。
トリシューラの誘発効果が発動した時、何を除外するのかは選ぶことはありません。除外するカードは実際に除外する効果処理の段階になって始めて決められます。
例えば、手札にDDクロウがあるときに相手のトリシューラの効果が発動したとします。発動時には除外するカードを選ばないので、DDクロウが実際に除外されるかはこの時点ではまだわかりません。
そして、トリシュの効果解決時にDDクロウが相手にランダムに選ばれたとしても、その時点でもうDDクロウは発動できません。効果を発動することなく手札から除外されるしかありません。効果解決時にカードを発動することはできないからです。
DDクロウを発動するのならば、トリシュにチェーンするしかありません。もちろん、その時点でDDクロウは除外に選ばれてはいません。手札にまだカードが残っているのならばその残ったカードが除外されることでしょう。
除外するカードはどうやって選ぶのか
トリシュは除外するカードを1〜3枚の間で選ぶことができます。
「氷結界の龍 トリシューラ」の効果によって、手札・フィールド上・墓地のいずれか1ヵ所のカード1枚のみを除外する事ができます。
http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=54614&event=FE0006>
なお、「氷結界の龍 トリシューラ」の効果を発動した場合、必ずカードを1枚以上ゲームから除外しなければなりません。
カードによって様々ですが、トリシュは0枚除外はできません。効果を発動したならば必ず1枚は除外しないといけません。ただしそれはフィールド上からでも墓地からでも大丈夫です。
だから手札と墓地からそれぞれ1枚だけ除外して、フィールド上からは除外しないという手段も取れます。
闇の幻影をトリシュの効果に使えるか
闇の幻影は、フィールド上の闇属性を対象に取るカードを封じます
《闇の幻影》 カウンター罠
フィールド上に表側表示で存在する闇属性モンスターを対象にする 効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
トリシューラの効果発動時にフィールド上に闇属性があったとして、トリシューラに闇の幻影をチェーンできるでしょうか?
結論は「できない」です。 闇の幻影にある「対象にする」とは、闇属性をカードの発動時に選ぶものだけを指します。例えば、ブリューナクは発動時に手札に戻すカードを選択します。つまり、ブリューナクは発動するときにカードを「対象に取る」効果だと言えます。
対してトリシュは効果解決時に選びます。どちらもカードを選ぶのは変わりませんが、それが発動時なのか効果解決時なのかの差があります。
幻影は発動時に対象を選ぶかどうかで発動可能かが決まります。よって、発動時に対象を選ぶブリューナクには発動できますが、効果解決時に選ぶトリシュは無理です。
トリシュが禁止になることは妥当?
トリシュの効果は強力です。その効果自体を無効にするカードはそれほどなく、モンスター効果の対象にならないカードに対しても、トリシュの効果はすり抜けられます。
また、シンクロのしやすいレベルでもあるので、今の環境では禁止になってもおかしくはありません。
トリシュに関しては今更感がありますが、なんとなく載せてみました。
0 件のコメント:
コメントを投稿